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歯の成長・解剖について

Q.歯はなぜ生え変わるの?なぜ乳歯と永久歯があるの?

母乳から、形のあるものを食べることか出来るまでに、歯が出来てこないといけません。そのためには早く歯が成長する必要があります。乳歯は胎児の時から2~3年で出来きます。

しかし、それでは歯が軟らかく、直ぐすり減ってしまいます。なので、すり減る前にゆっくりと出来た硬い永久歯と取り変わっていく必要があります。永久歯は最初に生える下の前歯も6歳臼歯も根の先の完成までは10年くらいかかり、永久歯だけでは6歳まで歯がないことになって成長に不都合です。

サメの歯はどんどん生え替わりますが、それが哺乳類に進化していくとともに、数が減り、乳歯と永久歯だけになってきたと思われます。


Q.歯が抜けるとき、なぜ前の歯からぬけるの?

乳歯は前歯から生えるので、抜けるのも前歯からとなります。


Q.歯は何歳から大人の歯に代わるのですか?

6歳くらいで、下の前歯が生え替わります(個人差はあります)。また、同時期に生え替わるのではなく、奥に追加して第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてきます。


Q.歯になぜ神経があるのか?

歯は外側からエナメル質を、内側から象牙質を作ります。エナメル質を作っていた部分は歯が生えるときに歯茎に吸収されて無くなります。象牙質を作っていた部分は内側に残ってしまい、それが神経となります。


Q.歯は何からできるのか?

構造で言うと、エナメル質、象牙質、歯髄(神経)、セメント質の4つです。成分はリン酸カルシウム、タンパク質。歯の表面のエナメル質は97%がリン酸カルシウムの結晶(アパタイト)です。象牙質はリン酸カルシウムが8割で残りはタンパク質です。


Q.歯はなんでいろいろな種類があるのか?

既にサメが出現した時代に分かれていますが、食べるものによって変化しています。肉食動物は鋭い犬歯型の歯になっていますが臼歯もあります。草食動物はすり潰(つぶ)す働きの臼歯が発達しています。また、アリクイのように退化してしまった動物もありますし、シロナガスクジラは毛になっています。人間は雑食なので切歯、犬歯、臼歯ができました。

白人は肉食主体なので、臼歯でも山が鋭く尖っていることが多いと言われています。黄色人種は比較的平たい歯をしています。


Q.歯にも一本一本名前があるの?

以下のような名前がついています。

歯の名前
中切歯、側切歯、犬歯(糸切り歯)、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯(6歳臼歯)、第二大臼歯(12歳臼歯)、第三大臼歯(智歯、親知らず)

乳歯の場合
乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯

解説:
前歯...前方の4本の歯。犬歯含めて6本を言うことがあります。
臼歯...中央から4本目以降の歯。犬歯より1本後ろの歯から一番奥までです。


Q.生まれたときから、歯ぐきの中に永久歯はあるの?

生まれる前から存在します。


Q.あごの骨はどうなっているのか?

骨は表面が分厚い皮質骨、中の方は海綿骨といい結構軟らかい。歯は杭が刺さっているように顎の骨に植わっています。骨の中にも血管、神経が通っています。

歯とあごはどういう関係があるの?
分かれ目はないですが、基底骨と歯槽骨に分類できます。歯を支えている骨の部分は歯槽骨といいます。歯槽骨は歯が無くなるとだんだん減ってきます。

歯はどうして2回しか生えないのか?
ヒトでは成長期しか歯は出来ないので、20年では2回が限度となります。乳歯は胎児期含めて3年くらいで完成します。永久歯は発生から完成まで10年かかり、前歯や6歳臼歯は胎児の時にもう出来はじめて9~10歳で根の先まで完成します。親知らずは8~10歳くらいから出来て22~4歳で完成となります。

髪・体毛、爪は系統発生学的に由来は歯と同じです。古代の、口の中から体表までウロコで覆われていた動物がいて、口の中のウロコは歯になり、体表はそのままウロコや体毛に進化しました。魚類や爬虫類のウロコが再生するように、髪や体毛も抜けてもまた生えてきます。サメやワニの歯はウロコの性質が残っているので、抜けてもまた生えます。

毛はずっと伸び続けますが、ネズミの歯はずっと伸び続けるのでかじりまくる必要があります。
 


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