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2014年11月 4日

http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1027/index.html
10/27 NHK「プロフェッショナル」に歯科界で有名な酒田市のK歯科医師が紹介されていた。

見てなかったのだが、友人F(企業勤務)がブルーレイにして「見たら」と言って渡してくれた。
予防を何より重視した歯科医院体系。
強い痛みが無ければすぐに治療せず、ブラッシングが一定以上に達するまで待つ姿勢...。
今は理解者が増えて分かって受診する患者さんが多いと思うが、当初は混乱誤解が多くて厳しい時期もあったとのこと。

彼の先生の地域の方々は口腔保健意識が高く、歯が健全に人が多い。この実績は大変優れたものである...ということは分かる。

しかし、
ここでしかしが出てくる。
同じように展開したいと考える歯科医が講習会に訪れるのであるが...
同じようにするのは大変困難が伴う。
患者さんの理解が得られないからだ。

写真を撮り、唾液検査もして口腔状況を詳しく説明して理解を得て勧めていく...というのは良いのだが、患者さんは面倒くさがり...なのである。
忙しいのである。

福岡で新規開業しようとする歯科医師で研修に来ていたO先生が取り上げられていたが、
果たして出来るのか...
番組でも受講者で出来ているのは1割にも満たない...と言っていた。
患者さんの要望を拒否しなければいけないのだから...それは大変であろう。

当院でも定期的メンテナンスに来て頂ける患者さんは、人数ベースで1/5~1/4くらいではなかろうか。
番組では唾液検査3000円は紹介していたが、メンテナンスでも別途費用が必要...と聞いた気がする。
ネットではいい加減なことは書けないが...
予防は健康保険は利かないのである。

歯周病メンテナンスは保険対象だが、本当に綺麗であったら「病気」ではないので保険は利かない。
虫歯予防のもちろん保険が利かない。
保険扱いで歯科衛生士が口腔清掃管理等をするのは人的時間的にとてもきついことである。

また、一番のネックは医院の枠に填めようとしても、患者さんが分かってくれないことである。
無理に説得すると非難を浴びる。
K先生がそうだったように。
K先生は乗り越えられた。
O先生は見たところ疑問符。

ブルーレイにしてくれた、友人Fに訊いてみた。
主訴をそのままに3回くらい歯磨きのチェックだけと言われても、通う?
F「・・・」
でしょ?

説得ではなく「説明」「カウンセリング」だ、と言うかも知れないが、医院の方針に従って貰えるようにするというのは「説得」である。
私は歯科医として一通りの説明はするが、説得はしない。嫌なことは勧めない。理解させようと時間は取らない。それで悪くなったとしてもそれはその人の責任。

私はそういうコンセプトで行くと決めている。
これはこれである意味「ぶれない」と言えるかも知れない。

歯が減ってきて、ある時急に目覚めて定期的に来られるようになった方もある。
ずっと人任せの人は歯が減っていくがそれはその人の責任。

...などと書いているが、
当院も受付以外はすべて歯科衛生士。予防「的」コンセプトは掲げてはいる。
O先生みたいに「無理」はせずに少しずつメンテナンスが増えるようにした方が、ストレスは少ないと思う。



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はせがわ歯科医院 院長 長谷川千尋

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院長 長谷川千尋
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私が一番こだわっているのは、患者さんの話をよく聞くことです。それは時間をかけてじっくり聞くというだけでなく、患者さんが本当に訴えたいことは何かを注意深く読み解くことです。

どれだけ忙しくてもじっくりお話を伺うため、スタッフから慌てて「時間ですよ~」と声を掛けられることも度々あります。しかし、治療のスタート地点を間違えていると、取り返しのつかないことになるのです。

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