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2015年1月21日

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第417回総合医療開発研究会 特別講座
「歯科における漢方医学と舌診について」と題して、名古屋市立大学名誉教授、横井基夫先生に講演いただいた。

「漢方医学」とは中国の医学ではなくて、我が国に伝来して以降「日本の伝統医学」となったもので、中国の医学は「中医学」と云う。
医学部ではすでに必須科目となっている。
名市大の医学部の漢方医学は口腔外科の横井先生が中心になって纏めたとのこと。まだ、講義には一部出ていて、学生はとても熱心とのこと。
翻って歯学部では、「必要ない」ということになっていてとても残念。文科省は医歯薬で教えること...と言っているが。

漢方は組み合わせによって薬効が変化するので、基本的に一剤にしないといけない。併用は二剤まで...
口内炎の適応の処方、半夏瀉心湯は下痢傾向の人に...など特徴がある。
など。

鏡を見ながら自分の舌診も。
症例としては、舌苔や舌の大きさ、色調から見ていくとしても、どうしても見るからに異常な舌の持ち主...にHIV感染症の人が居た例など。

舌苔は舌ブラシで少しとる...などというが、経過良好な人はあまり取れない。
どんどん取れる舌苔を持つ人は、持病の予後不良が疑われる、とのこと。

質疑応答に入り、座長田辺先生から指されて、「白虎加人参湯」の病名について聞いてみた。その後2~3人の先生が質問された。

全体を通して理解しやすく構成されたお話だったが、HIVの人の舌や、舌苔取れると予後が悪い...などの情報も有意義だった。


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よく、○○(食品の種類或は食物に含まれる物質など)が危険...などという情報が流れてくる。
表の情報は偽りで、真実はこういうことだ、業界利益のために隠されている...などと書かれている。
はたしてそれは本当にそうなのか?
ある程度名の知れた人が語っているそのての情報は本当か?

書いてある情報はある意味正しいとは思う。
しかし、その取扱い方は間違っていることも多いのでは?と思う。
○○で害が出た、ということは真実だとしよう。
しかし、
それではその○○はほんの少しでも危ないのか?
多くの情報はなるべく避けようみたいな感じで書かれている。
なるべく避ける...その程度はどのくらいか?は曖昧なことが多い。
とすると、とにかく避けよう...と考える人が多くいると思う。

でも、大抵は問題なくて、過剰な場合に問題があるとすれば、「危ない」と取り上げること自体が誤りではない?と思うわけである。

食品による「酸蝕症」がある。
梅干しや柑橘類を多食すると起きる可能性がある、とものの本にも書いてある。
なかなか間近に見られないが、二人、診察したことがある。

一人は一日3個のレモンを食べている若い女性。
歯が薄く溶けてきていた。食べないようにするか、食べたらすぐ水で流すよう指導した。
もう一人も女性でクエン酸飲料を飲んでいた。
虫歯と違い、歯の表面は硬いまま、だんだん溶けて小さくなってきていた。
これらの事例をもって、柑橘類、それに含まれるクエン酸は危険だ...と言ったとする。
でも、そうか、そんなに危ないものだったのか、騙されていた...とは思わないでしょう?
過剰摂取だから、ということが素人でも察しが付くのである。

でも同じ理屈で「危ない」と言われているものが多くある。巧妙な修飾語で危なく思えてきてしまうのだ。

また、病気が「酸蝕症」ということであまり怖そうではない。
これが、先天異常だったり、がんの類だったり、怖そうな病状が並べられていると、問題ない量でも避けようという心理が働く。
あまり考えもせず、ソーシャルメディアでばらまく人たち、ちょっとは考えたほうがいいのではないかと思うのだが。

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はせがわ歯科医院 院長 長谷川千尋

はせがわ歯科医院
院長 長谷川千尋
http://www.hasegawashikaiin.jp/

私が一番こだわっているのは、患者さんの話をよく聞くことです。それは時間をかけてじっくり聞くというだけでなく、患者さんが本当に訴えたいことは何かを注意深く読み解くことです。

どれだけ忙しくてもじっくりお話を伺うため、スタッフから慌てて「時間ですよ~」と声を掛けられることも度々あります。しかし、治療のスタート地点を間違えていると、取り返しのつかないことになるのです。

治療と関係のないことでも何でも構いません。とにかく、まずはいろんなお話をしましょう。そのお話の中から本当にお困りのことを見つけ出し、最善の治療をご提供いたします。