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2015年1月21日

よく、○○(食品の種類或は食物に含まれる物質など)が危険...などという情報が流れてくる。
表の情報は偽りで、真実はこういうことだ、業界利益のために隠されている...などと書かれている。
はたしてそれは本当にそうなのか?
ある程度名の知れた人が語っているそのての情報は本当か?

書いてある情報はある意味正しいとは思う。
しかし、その取扱い方は間違っていることも多いのでは?と思う。
○○で害が出た、ということは真実だとしよう。
しかし、
それではその○○はほんの少しでも危ないのか?
多くの情報はなるべく避けようみたいな感じで書かれている。
なるべく避ける...その程度はどのくらいか?は曖昧なことが多い。
とすると、とにかく避けよう...と考える人が多くいると思う。

でも、大抵は問題なくて、過剰な場合に問題があるとすれば、「危ない」と取り上げること自体が誤りではない?と思うわけである。

食品による「酸蝕症」がある。
梅干しや柑橘類を多食すると起きる可能性がある、とものの本にも書いてある。
なかなか間近に見られないが、二人、診察したことがある。

一人は一日3個のレモンを食べている若い女性。
歯が薄く溶けてきていた。食べないようにするか、食べたらすぐ水で流すよう指導した。
もう一人も女性でクエン酸飲料を飲んでいた。
虫歯と違い、歯の表面は硬いまま、だんだん溶けて小さくなってきていた。
これらの事例をもって、柑橘類、それに含まれるクエン酸は危険だ...と言ったとする。
でも、そうか、そんなに危ないものだったのか、騙されていた...とは思わないでしょう?
過剰摂取だから、ということが素人でも察しが付くのである。

でも同じ理屈で「危ない」と言われているものが多くある。巧妙な修飾語で危なく思えてきてしまうのだ。

また、病気が「酸蝕症」ということであまり怖そうではない。
これが、先天異常だったり、がんの類だったり、怖そうな病状が並べられていると、問題ない量でも避けようという心理が働く。
あまり考えもせず、ソーシャルメディアでばらまく人たち、ちょっとは考えたほうがいいのではないかと思うのだが。

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はせがわ歯科医院 院長 長谷川千尋

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