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「歯並びが気になる方へ」当院の矯正治療

当院の矯正治療

当院ではお子さんから大人の方まで、年齢を問わず矯正治療をおこなっています。歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。

小児矯正について
小児の場合はその時期に適切な方法ができなくなると、最初に非抜歯と言っていたとしても、抜歯にせざるを得なくなります。また、本人は歯並びがきれいになった、という自覚が乏しいことがあります。面倒くさいものを長い間つけていただけ、という実感です。

そのため保定を怠ってしまうことが良くあります。動的治療終了時に最初の模型などを見せて、保定の大切さを言うのですが、サボる子は必ずいます。保定をサボって乱れても、それはご本人の責任です。

途中で辞めたくなる子もいます。お子さんより親が「このくらいでいい」と思ってしまうこともあるようです。希望には応じますが、中途半端な終わり方で、先々乱れても責任は持てません。

【当院で人気の矯正装置】3Dリンガルアーチシステム

固定式の「3Dリンガルアーチ」は、舌側矯正なので表から見えづらいのが特徴です。当院でもお勧めしています。

リンガルアーチ3Dリンガルアーチは、左右の第一大臼歯に装着したバンドと、それを連結するように歯の裏側にそったアーチ型の太めのワイヤーから構成されます。大臼歯にセメントで固定されますので、取り外しができません。食事も歯磨きもこのまますることになります。

装着してすぐは違和感がありますが、2~3日もすれば慣れてしまいます。一般的には取り外しできる装置よりも、快適に治療を受けていただけると思います。取り外しできないので虫歯のリスクがありますのでしっかり歯磨きして頂く必要があります。

3Dリンガルアーチの症例1
リンガルアーチ<治療前>
上顎は前歯2本前へ出ていて、下顎は1本内側にずれています。
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リンガルアーチ<治療後>
拡大床と3Dシステムだけでかなり揃いました。

3Dリンガルアーチの症例2
リンガルアーチ<治療前>
下顎は乳歯4本抜けて永久歯2本ほどのスペースしかありません。
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リンガルアーチ<治療後>
拡大床と3Dシステムだけでかなり揃いました。

上記の例は3Dリンガルアーチシステムの有用性を示したものですが、しっかり並べるには表側のワイヤー矯正も必要です。

【その他の矯正装置】

患者さんの年齢や歯列の状況に応じた、さまざまな装置をご用意しています。

クワドヘリックス●3Dクワドヘリックス
狭い上アゴの歯列弓(アーチ)を広げるために使用する装置です。咬みあわせのズレを正したり、歯の生えるスペースを獲得します。

咬合斜面板(ジャンピングプレート)●咬合斜面板(ジャンピングプレート)
下アゴが後ろに下がっている上顎前突などの不正咬合で、下アゴの位置を前方に誘導する目的で用いられます。

ファンタイプ拡大床●ファンタイプ拡大床
取り外しの出来る装置でねじを回すことで左右のプラスチックが広がり、アゴの幅を拡大させます。前方の歯は横に拡大されますが前へ出ることはありません。

Tip-Edgeブラケット●Tip-Edgeブラケット
従来のワイヤー矯正よりも弱い力で歯を動かすことができます。そのため、痛みが最小限に抑えられます。前歯は白いセラミックブラケットもあります。

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LBB アプライアンス●LBB アプライアンス
単独で使うのではなくマルチブラケットなどと使います。

タングガード●タングガード(Tongue guard)
開咬の治療に使う装置です。開咬は舌癖が原因になっているので、その原因の舌をガードします。

T4Kトレーナー●T4Kトレーナー
口呼吸を伴う軽度の歯列不正に有効です。ただし、しっかり使っていたただかなくてはいけません。

パタカラユーミー●パタカラユーミー
口腔周囲、顔面、頸部の筋肉のトレーニングに役立ちます。口呼吸治療が目的ですが顔面の弛みもなくなります。

ムーシールド●ムーシールド
ムーシールドは主に乳歯列期の反対咬合に使用される矯正装置です。就寝時に使用します。

エッジワイズ装置●エッジワイズ装置
歯並び噛み合わせを治す装置です。ブラケットは金属製のもの、白いプラスチック製のものがあります。

アクアシステム●アクアシステム
透明なマウスピース型の矯正装置です。比較的軽度な歯列不正に適しています。

DENマウスピース●DENマウスピース
同じような形のものを保定にも使用します。

切歯斜面板●切歯斜面板
前歯部に仮歯のような装置を装着し、上アゴの前歯が前方に傾斜するように調整します。歯性の1~2歯の反対咬合に有効です。

乳歯冠クラウンループ●乳歯冠クラウンループ
虫歯などで乳歯がなくなったとき、奥歯が前に移動しないように、冠とつっかえ棒を組み合わせたクラウン(バンド)ループを装着します。歯列不正予防に使用します。

矯正専門医院と一般歯科医院 ~矯正治療をおこなう場合の違い

矯正治療は専門医院で行うほうが良いと思われがちですが、一般の歯科医院で行うメリットも少なからずあります。

矯正専門医院と一般歯科医院には、下記のようなメリットとデメリットがあります。

●矯正専門医院(認定医)のメリット
・どんな歯列不正にも対応できる
・困難な歯列不正も対応できる
・矯正用のレントゲンや診断システムなどが整っている
<デメリット>
・簡単な虫歯や抜歯でも一般歯科を別に受診しなければならない
・都市部でなければ多くはないので、遠方まで通う必要もある
・矯正終了後は足が遠のき、管理が行き届かない場合がある

●一般歯科医矯正のメリット
・かかりつけの歯科であれば、矯正も虫歯治療等も一緒にできる
・近くにあれば受診しやすい
・成人で矯正後すぐ補綴するような場合には有利である
<デメリット>
・治療可能な歯列不正は概ね制限がある
・矯正用のレントゲンがないことも多い
・困難な場合は専門医受診を促される場合がある

認定医に対する考え方認定医に対する考え方
矯正歯科学会の認定医は、私のように開業してから勉強してきた者には、仕組みとして取得することはできません。しかしながら、一般臨床医矯正研究会や、TIP-EDGE矯正研究会を通して研鑽を積んできています。

床矯正も、ワイヤーの矯正も、機能的装置も、マウスピース型も勉強しました。床矯正だけ、マウスピース型だけという矯正歯科よりも幅は広いです。

矯正認定医の先生とどちらがいいかと聞かれたら、当然うちより「認定医です」と答えます。しかし、矯正医院でも認定を取っていない歯科医院とは引けを取らないと答えますし、非常勤で限られた曜日に矯正専門医が来ている医院と比べたら、当院のほうが利点が多い、と答えることにしています。

非抜歯を中心に据えています
矯正には流派のようなものがあり、それぞれその<派>の利点を強調しています。当院はWilsonのモジュール矯正、小児非抜歯の方法を採用しています。モジュール矯正の3Dシステムは舌側からの歯のコントロールに非常に優れています。

半既製品を調整してセットするので比較的簡単なのに、最初から1本のワイヤーを曲げて製作した舌側弧線より優れている点が多く見られます。採用していない矯正医よりうまく動かせることもあると思います。

しかし、舌側弧線についてはそうであっても、全般的に見れば劣る点があると思います。永久歯を抜歯するかどうかについては、良い時期に来られればほぼ抜歯せずに行えます。でも、抜歯が必要なこともあります。

成人まで含めてほとんど非抜歯という方針は、意見が分かれるところです。当院では、何でも非抜歯ではなくて、「非抜歯を中心に据える」という方針です。固有口腔を狭くしないように抜歯をすることはあります。

実は、私も成人矯正を経験したことがありますセファロレントゲン
私自身歯列不正があり、歯列矯正の敷居を少しでも低くして多くの患者さんに提供したいと考えてきました。平成2年の開業時にまだ矯正の知識は乏しかったにも拘わらず、最初から矯正用のレントゲン(セファロレントゲン)まで設備投資しました。

自身の治療が出来たのは、42歳を過ぎたからです。矯正の持ち患者が増え、人からはあまり分からなかったとは言え、「自分が歯列不正のままではまずい」と思い直したのです。ブラケットを付けた1年半はなかなか良い体験でした。

一般歯科医だからこそ、対処できることがあります
矯正中に顎関節症になったり、矯正後に不定愁訴が出る患者さんもあるようです。そのような場合は、矯正専門医よりも幅広く勉強している当院の方が対処できる場合もあると考えています。

「舌側傾斜をした仕上がり」「のどちんこが見えない最大開口」「舌圧痕ができてしまう固有口腔の大きさ」など、それらは問題があることもあるのです。

私が習った先生はもちろん矯正専門医ですが、そういうことに目を向ける数少ない矯正専門医です。出会えて良かったと思っています。

矯正治療を進めるにあたっての注意

最初に説明するときの期間は、治療に適切な時期にきちんと受診を続けて来られた場合です。

キャンセルが多かったり、来院時期が延び延びになれば、終了の期間も伸びます。例えば2年、と説明したとしても3回に1回はキャンセルばかりであれば、単純に3年に伸びることになります。

小児の場合はその時期に適切な方法が出来なくなると、最初に非抜歯と言っていたとしても、抜歯にせざるを得なくなります。

中学生くらいになると、テストで来られない、部活で来られない、ということは多々あります。テストはともかく、重要な試合や行事の直前でなければ、部活を休むくらいの配慮は顧問の先生にお願いしたいところです。

全体を矯正治療する場合の流れ

【STEP1】初診相談
初診の際に疑問や質問にお答えするとともに、治療法や費用についてご説明します。お答えした内容と概要をよくご検討の上、開始するかどうかお決め下さい。

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【STEP2】精密検査
噛み合わせや骨の中の様子、骨格のズレを調べ、分析を行います。

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【STEP3】診断
検査の内容を踏まえて、現在の状態や治療方法、治療期間についてご説明いたします。治療計画書などをお渡しいたします。

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【STEP4】矯正治療開始
装置を入れる際に続けて来院して頂く時期もありますが、歯の移動開始後は概ね4週ごとの来院となります。

治療期間は乳歯が残っている小学生からの場合など、成長を見ながらの場合は5年以上の場合も良くあります。永久歯列である中学生以降~大人で開始された場合は2~3年です。

※期間が短い永久歯列が優れるわけではありません。詳しくは歯科矯正Q&Aを参照。

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【STEP5】保定、アフターケアー
通常、矯正装置がはずれた後に、歯並びの安定を計るために保定期間を設けております。10代に終了した場合は成人頃まで、大人の場合は10年以上とお考え下さい。保定開始直後以外は年1回程度の来院で可です。

良くない歯並び(歯列不正)の種類は?

叢生(そうせい) 歯がまっすぐ並んで居らず入り組んで生えている状態。乱杭歯。
犬歯唇側転位 いわゆる八重歯。乱杭歯で特に犬歯(糸切り歯)が外側にはみ出て生えている場合。
下顎前突(反対咬合) 受け口。噛み合わせが上下逆になってる状態で、特におとがいや下顎全体が前方に出ている状態。
下顎が基準より出ている場合と、上顎が基準より引っ込んでいて相対的に下顎が出ているように見える場合もある。またその混合もある。
顎の位置はほぼ正常で歯の傾きの異常のみで受け口になっている場合でも下顎前突と言うこともあるが、顎そのものが出ていない場合は下顎前突と言わない方が良い。
歯のみの反対咬合とした方が良いが混同して使用される。
上顎前突 出っ歯。正常より上の歯が前方に出ている。上の歯が出ている場合のみで無く、下顎が引っ込んでいることにより上顎前突に見える場合もある。
過蓋咬合 前後的では無く上下的な異常。噛み合わせが深くて上の前歯に下のの前歯が隠れてしまう状態。上顎前突とあわせて起きる場合が良くある。
反対咬合で過蓋咬合もある。
交叉咬合 左右的に噛み合わせがずれている状態。
開咬 奥歯で噛み合わせても前歯が噛み合わない状態。下顎前突と合わせておきることがある。
空隙歯列 隙間がある歯並び。特に真ん中の場合「正中離開」
歯の傾斜 前方に傾斜している場合は前突とも言う。側方に傾斜したり舌側(内側)に傾斜することもある。
歯の捻転 歯の軸に対して捻れている状態。
歯の転位 本来の位置でない場所にずれて生えている状態。
歯の挺出 本来の噛む面より出っ張っている状態。
低位咬合 本来の上下的噛み合わせの高さより低くなっている状態。
歯の埋伏 本来生えてくるべき歯が生えてこない。

歯列不正の原因

乳歯の虫歯 歯と歯の間の虫歯を放置して置くと、奥の歯は前方に移動してくる性質があるため、永久歯の生える場所が減ってしまい、叢生や歯の傾斜が起きる。
歯の根の先で慢性的に膿んでいると、永久歯がそこを避けてずれて生えることもある。
乳歯の根吸収不全 乳歯の根が正常に吸収しないことにより永久歯がずれて生えることがある。
乳歯の早期脱落 本来の次期より早く抜けてしまい、奥の歯がその場所に奥の歯が移動してきてしまうことがある。

●習癖
指しゃぶり 上顎前突、開咬
舌突出癖 開咬、上顎前突、下顎前突
上唇を噛む 反対咬合
下唇を噛む 上顎前突、開咬
うつ伏せ寝 交叉咬合、叢生、過蓋咬合、上顎前突
睡眠時に下顎を出す癖 反対咬合、上の前歯の下側傾斜
頬杖 交叉咬合、歯の傾斜

●口腔周囲筋肉などの問題
唇、舌の力が弱い、
口を開いている
叢生
舌の力が弱い 大臼歯の内側への傾斜
頬の力が弱い 大臼歯の外側への傾斜
低位舌 下顎前突
巨大舌 開咬
上唇小帯付着異常 正中離開
舌小帯が短い
(一般的に問題ないと
されても実際は短くて
緊張があることが多い)
叢生

●異常な歯・遺伝的問題
過剰歯 歯の埋伏や転位、捻転を起こす。正中過剰歯が多い。
歯の埋伏 永久歯はあるのに生えてこないことがある。犬歯や第二小臼歯に多い。
濾胞性歯囊胞 歯の埋伏を起こす。
癒合歯 2本の歯がくっついてしまう、1本半などの幅で出来てしまうと歯列の空隙を作ることがある。
部分的無歯症 先天的歯牙欠損、先欠。本来の歯が無い。空隙歯列や歯の傾斜を起こす。
親知らず 生えてくるときに前方の歯を押して、開咬や叢生を起こすことがある。
顎に対して歯が大きい 叢生、上顎前突
顎に対して歯が小さい 空隙歯列
上顎の劣成長 反対咬合
上顎の過成長 上顎前突
下顎の劣成長 上顎前突
下顎の過成長 下顎前突

●加齢的な問題
歯周病 叢生、歯の挺出、歯の傾斜(歯が欠損しなくてもおきる)

●その他
虫歯、歯周病による
歯の欠損
放置をすると、隣接歯の傾斜、相対する歯の挺出を起こす。
横向き寝、うつ伏せ寝 歯の舌側傾斜、叢生、交叉咬合

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