カウンセリング、話をよく聞く-あま市の歯科・歯医者なら「はせがわ歯科医院」

なるべく削らない治療。あま市の歯科・歯医者なら、はせがわ歯科医院へ。

駐車場完備
052-441-1423

【診療時間】9:00-13:00 / 15:00-19:00 土曜9:00-12:00 / 14:00-18:00
【休診日】木曜、日曜、祝日

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カウンセリング、話をよく聞く

私が一番こだわっているのは、患者さんの話をよく聞くことです

時間をかけてじっくり聞くだけでなく、患者さんが本当に訴えたいのは何かを注意深く読み解きます。

例えば、一口に「歯が痛い」といってもその痛さの加減は一人ひとり違います。痛いといっても本当はぜんぜん痛くない場合がありますし、慌てて歯医者に駆け込むような痛さでないこともあります。ですから、患者さんの話をよく聞かないと、勘違いしたまま治療を始めてしまうのです。

ご年配の方で、お話されている内容が伝わりにくい場合があります。「ぜんぜん食べられない」と訴えていた患者さんの話をよくよく聞いてみると、餅が食べられなくなったという話だったり。患者さんが「この歯が痛い」と言われた歯が原因ではなくて、実は隣の歯が悪かったケースもよくあります。

どれだけ忙しくてもじっくりお話を伺うため、当院のスタッフから慌てて「時間ですよ~」と声をかけられることも度々あります。しかし、治療のスタート地点を間違えていると、取り返しがつかなくなるのです。

無理に話を聞くことはしません

患者さまのご要望はさまざまです。

昨今、一口腔単位で(お口全体を見て)現状をカウンセリング室で説明し、治療計画を立てて患者さんに提案をしてから治療を開始しますというスタイルが増えてきました。推進されつつある対応ですが、患者さんの中には以下のような感じ方をする方もいらっしゃると考えています。

●早く気になるところを先に進めてほしい
●時間をかけて説明を受けたのはいいが、そこまで多く治療しなければいけないのか
●保険外の説明もあったが、保険でやってほしいのに断りにくい
●1対1で説明されたので雰囲気でOKしてしまった、やはり考え直したいが言いにくい

ですから、私は結局のところ自分の身体のことを決めるのはその人自身だと思うのです。私は歯医者からの一方通行ではならないと考えています。

患者さんへの治療が歯医者の努めです

最近は“歯科の知識を持つ患者さん”を治療する歯科医院があります。しかし、すべての患者さんを等しく治療するのが、歯科医師の役目だと考えています。

患者さんから「最初はブラッシング(歯磨き)ばかり、早く治療を」という声を聞くことがあります。歯科医師から言わせれば、せっかく治療してもブラッシングが悪くてはお口の健康を維持できないから、ブラッシングのチェックは重要です。

そして「“歯科知識を持つ”“よりよいものを求める”患者さんを治療することは素晴らしい」、歯科医師や歯科衛生士向けの雑誌にはそういう立派な「事例」が報告されています。歯科に関する知識を持たないのは時代にそぐわない雰囲気で表示されています。

私は患者さんの歯科知識に関わらず、「すべての患者さんを等しく治療するのが、歯科医師の役目」としてすべての患者さんに接するよう心がけております。

結局のところ自分の身体のことを決めるのはその人自身です。それが医学的によくないとしても、患者さんの希望でよいと考えています。もちろん必要な説明はします。その上で治療をどこまでするかは患者さんの自由です。

患者さんの気持ちに応える治療を心がけています

医療的な理想を追求するよりも、患者さんの気持ちに沿った治療が重要だと考えています。

コミュニケーションを通じて、その方がどのような治療を求めているかの見極めが大切だと考えます。それが理想的な治療でない場合でも、患者さんのお気持ちを選択することに重きを置きます。ただ、患者さんの意に沿いながらも、丁寧な治療が第一だと思っています。

例えば“急いで治療をする”のと“慌てて治療をする”のとでは意味が違います。急いでいても、必ずソフトタッチで丁寧な対応を心がけています。奥歯の治療をするときでも、最後に力を抜くときは柔らかく対応します。そういう配慮が大切だと考えています。

そのため、患者さんから「丁寧にやってもらってよかった」という言葉をいただくこともあります。また、時間をかけずパパッとやってほしいという患者さんでも、時間をかけて丁寧に治療をすると、終わったときに「ありがとうございました」と声をかけてくれる方もいます。

患者さんの気持ちに沿いながらもその方にふさわしい治療の提供が、私たち歯科医師の役目だと考えています。