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歯磨き

Q.歯磨きしないで虫歯にならない方法はありませんか

A.野生の動物にはほとんど虫歯はありません。家畜にはあります。よって全く文明を忘れ原始生活をすれば虫歯にならないかも知れません。

しかし、縄文人でも既に虫歯、歯周病があったようです。最近の研究で結構食生活は豊かで調理もいろいろしていたらしく、そのためではないかと思われます。古代エジプトでも支配階級は現代人と同じように虫歯・歯周病に悩んでいたということがミイラからも分かるのだそうです。

徳川将軍や大名には虫歯が多く、庶民には少なかったようです。現代でも、オーストラリアのアポリジニは少し前まではほとんど虫歯がなく歯並びも綺麗だったそうです。

私は、途上国に何度か訪れた際、貧しいストリートチルドレンは歯磨きなんてしないのに(だから汚いが)虫歯がなく歯並びがよくしかも姿勢もいいのに、多少豊かな人たちはもう先進国の人と同じになると感じました。

以上のことから、そのような生活をすればいいのです。さて、歯磨きをするのとどちらが楽だと思いますか?


Q.歯を白くする歯磨きは本当に白くなりますか?

A.歯の表面は、構成成分であるハイドロキシアパタイトが溶けたり(脱灰)再び補給されたりを繰り返しています。溶けていく方向に傾くと虫歯になります。僅かに脱灰したところを積極的に補修しようと、アパタイトを成分としたものが白くする歯磨きです。

そのように謳うからには、実験上は嘘ではないでしょう。ただ、実際の口の中ではいろいろな因子が関わりますから、目に見えて白くなることは少ないのではないでしょうか?


Q.昔は朝起きてすぐ磨いたものですが、それではいけないのですか?

A.睡眠時は唾液が減るので、口腔常在菌が増加します。よって、その前に餌となる食べカズを取っておくこと、また、菌を減らしておくことは大切です。

ただ、では、起床してすぐ磨くのは駄目なのでしょうか?朝起きたら歯磨き、というのは子供の頃からしつけられましたし、私も18年間(歯学部へ入るまでは)そうしてきました。

曹洞宗の道元禅師は、「正法眼蔵」の中で、起床後の歯磨きの必要性について書いています。また、インドのアーユルヴェーダにも書いてあるそうです。

1998年の歯科東洋医学会で上記の古典を踏まえ、起床後すぐと、朝食後の唾液を調べると、なんと起床後すぐの方が虫歯になりやすい性状であることが分かったという報告がありました。昔から言われていた、朝の歯磨きも大切だったのです。

ただ、食後の歯磨きも勿論必要です。食前もごく簡単に磨いて、食後も磨くとよりよいかも知れません。


Q.お勧めの歯磨き粉はありますか?

A.歯みがき剤は要らないという歯科医は少なくありません。きちんと磨くことが出来れば、物理的に歯垢(プラーク)をブラシで除去でき、歯や歯茎の健康は保てるという意見です。

そうは言っても、食器を洗うのにも洗剤は使いますし、全く何も付けないでいると着色や「水垢」のようなものが付着してくる場合もあります。また、歯みがき剤の薬用成分によって、より良い状態を求めたりもしたいところです。よって少量付けて磨いてください、と私は指導しています。

歯みがき剤を否定する最も大きな理由は、研磨剤によって歯や歯茎を痛めるというものです。よって最近は液体歯磨きも多く出てきました。また、研磨剤が入っていないペーストのものもあります。

以前はこの辺をお勧めしていましたが、液体歯磨きはやや消毒剤過多のような気がします。口腔内の菌を全て殺せば良いというものではありません。腸内細菌のように善玉もいるはずです。

薬用のものも高い割にそれほどの効果があるようにも思えません。殺菌効果を求めるより、フッ素やキシリトールなど歯の質を高める「薬剤」の方が良いように思います。これは個人的意見と言わせてもらいます。

以前ハーブ入りを使用してみましたが、だんだん褐色に着色してきてしまいました。歯茎には良いのかも知れませんが良し悪しです。東洋医学をベースにした茄子の黒焼きの歯磨き粉が今はお勧めです。黒い粉ですが、何となく白くなる感じがします。ネットで探すと出てきます。
 


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