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虫歯など歯・口の異常について

Q.歯はなんで黒くなるんですか?

黒くなる場合は、虫歯、打撲による歯の神経の壊死(えし)、表面の着色、加齢によるもの(お年寄り)などがあります。


Q.歯がなくなると何が大変?

動物は歯が無くなると死を意味します。人は食物を加工したり、入れ歯を作ったり出来るので直ぐ死には至りません。噛まないといけないものは食べられなくなる、発音がおかしくなる、顔つきが年寄りになるなど歯が無いと様々な影響がでます。

統計的には歯が少ない人の方が寿命は短く、80歳で20本の歯のある高齢者は医療費が少なく済んでいます。すなわち元気な人が多いことが分かっています。


Q.永久歯がとれたらどうすればいいのか?(けがなど)

以下のような対処方法があります。
・入れ歯をいれる
・両隣の歯を削ってブリッジを入れる(橋渡しの差し歯)
・インプラント(人工歯根)


Q.ストレスや歯に関係のない病気で歯に障害が出ることはありますか?

ストレスでそのもので歯が痛くなる場合もあるようです。ストレスからいつも歯を食いしばっていると、歯が異常にすり減ったり、歯が割れたりすることもあります。ストレスで免疫力が落ちると歯周病が進行したりします。

顎の骨の中に、歯由来でない腫瘍や嚢胞(のうほう=袋状の病変)が出来て、歯を圧迫することもあります。

慢性鼻炎があると、上の歯が痛く感じることがあり、顎の神経痛で歯が痛く感じることもあります。


Q.なぜ、口の中は切れてもすぐ治るのか?

粘膜の新陳代謝は皮膚よりも早いからです。


Q.同じ物を食べていても、口が臭くない人と、少し臭う人の違いはなんでか?

口臭はニンニクなど匂う食物を食べると発生するが、口の中が汚れていても口臭は起きます。口臭の9割は口の中そのものから来ると言われており、虫歯で穴があったり、歯周病が進行していると匂いやすい。

風邪などで体調を落とすと匂うこともあり、慢性の鼻炎、のどの炎症があると匂うことがあります。

また、扁桃腺が腫れていると匂うことがあり、便秘、胃腸、肝臓の病気や糖尿病で匂うことがあります。


Q.朝起きると口の中が気持ち悪いのはなぜ?

睡眠時は唾(だ)液の分泌が減るので、自然にはがれた粘膜が残っていることがあり、それが違和感につながります。

ただし、睡眠時に口をずっと開いていると朝、とても乾燥していて、のどまでいがいがしたりすることもあります。口をずっと開いているとせき、たんが出やすかったり風邪も治りにくく、アレルギーも起こしやすいです。


Q.むし歯の見分け方を教えてほしい。

初期は黒くなく白くにごったように見えます。その後着色して茶色っぽくなり、黒くなっていきます。

むし歯は奥歯の噛む面、歯と歯の接している部分、歯ぐきのそばに出来やすいです。また、肉眼で見えないことも多いです。


Q.むし歯にまったくかからない人っているの?

います。ただし、その中には将来歯周病になりやすい人がいます。


Q.なぜ、むし歯になりやすい人となりにくい人がいるの?

食生活や歯磨きの程度の影響を別にすると、生まれつきの部分もあります。

なぜ、背の高い人と低い人がいるの?と言っても、そういうふうに遺伝子が作ってしまったのだから仕方がないし、それと同じです。

実際には、唾液の量が十分であるとか(唾液には抗菌物質が含まれている)、エナメル質が酸に溶かされにくいとか、口の中の菌の割合が違うなどの差があると思われます。


Q.むし歯の菌はどうやって口の中に入るの?

自分の親や周囲の人から移ります。


Q.口をずっと開けておくとむし歯になると聞いたことがあるが、本当?

ずっと開いている人はたくさんいます。口の中の菌は唾液で流されていくが、開いていると乾燥気味になり歯垢が発達しやすいです。高齢者で唾液が少なくなるとむし歯が多発することがあります。口を開いていると前歯がむし歯になりやすい傾向にあります。


Q.むし歯には種類があるの?

以下のように程度で分類されます。

COむし歯のなりかかり,C1エナメル質までのむし歯,C2象牙質までのむし歯,
C3歯の神経に達したむし歯,C4歯の頭がほとんど蝕まれて根だけになったむし歯

他の分類もあります。
範囲が狭く深いむし歯、範囲は広いが浅いむし歯
溝のむし歯、平滑面のむし歯
進行が早いむし歯、ゆっくりのむし歯
乳歯のむし歯、永久歯のむし歯
歯冠部のむし歯、歯根面のむし歯


Q.なぜ歯周病にかかるのか?

歯周病菌(アクチノマイセス・アクチノミセテムコミタンスなど)の力が人の免疫力に勝ると進行します。
虫歯菌と同じで誰でも持っていますが、量が少なければ進行しません。


Q.歯周病になると口の中はどうなるのか?体への影響は?

歯周病は歯肉炎と、歯周炎に分けられます。歯肉炎はどんなに腫れても歯を支える骨は影響を受けません。

歯周炎は歯を支える骨がだんだん減っていき最後には歯が抜け落ちる病気です。

成長期は歯肉炎のままのことがほとんどで、歯周病があると、妊婦では早産になりやすく、心臓に問題があると細菌性心内膜炎になることがあります。他にも、腎臓を悪くすることが、糖尿病を悪くすることがあります。

注※歯磨き剤や歯ブラシの広告で「歯周病」と言う場合は、成人の歯周炎のことを指している。


Q.口内炎はなぜできるのか?できたらどうすれば早く治るのか?

ビタミンB群、A,Cなどが不足している場合、疲れが溜まって抵抗力が低下したとき、胃腸の病気があるとき出やすい傾向にあります。また、上下の歯の噛み合わせが悪く、上の歯の<ひさし>が少ないと歯で粘膜を噛みやすくなり口内炎が出来てしまうことがあります。

治療には、野菜を十分取る、休息する、噛み合わせを改善させることが効果的です。


Q.歯を磨くとなぜ出血するのですか?

歯肉炎があるからです。正常では出血しません。

歯の汚れ、歯垢(しこう)は細菌のかたまりなので、細菌の毒素で歯ぐきの毛細血管が破れやすくなっていると、ちょっと触っただけで出血します。


Q.どうしてむし歯じゃないのに冷たい物や温かい物を食べると歯がしみるの?

しみる感覚は歯の中の神経が感じています。歯は表面のエナメル質とその内側に象牙質があり、真ん中に神経があります。象牙質には歯の中の神経が入り込んでいて感覚があり、むし歯が象牙質に達するとしみることがあります。

歯を削って象牙質に達してもしみます。歯ぐきがわずかでも下がって根の表面が出ると、歯の根はエナメル質がないので象牙質が感覚を伝え、しみる感じがします。歯軋りなどで歯の山が削れて象牙質が出ていると、そこからしみることもあります。また、体調などによって、感じたり感じなかったりすることが良くあります。これらは知覚過敏症といいます。

温かいものでしみる場合は、知覚過敏でないことのほうが多いです(進行したむし歯か治療済みの歯のむし歯の再発など)。


Q.どうしてむし歯になると歯が黒くなるのですか?

むし歯の出来はじめは黒くありません。歯の表面は白濁で、そこに食物の色素が沈着してだんだん黒くなります。黒々したむし歯はむしろ進行が遅いか時間が経っています。


Q.なんで甘いものでむし歯になりやすいのですか?

虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)は糖分を分解して自分のエネルギーを得ます。その際に出来る酸で歯が溶けます。甘いものは糖分だから虫歯になりやすく、甘くなくても、炭水化物は分解されると糖になるし、タンパク質でも脂肪からでも糖は出来るのでどんな食べ物でもむし歯は出来ますが、糖そのものの方が細菌は利用しやすいです。


Q.むし歯になる仕組みを教えて。どうしてむし歯になるの?

虫歯菌(ストレプトコッカス・ミュータンスなど)は、食物の糖を利用してねばねば物質をだして、歯にくっつきます。そして酸を出して歯を溶かしていきます。

虫歯菌が少量の場合は、溶かされても唾液に溶けているカルシウムが、歯の表面に沈着して修復します。虫歯菌が多くなると、溶かす量の方が多くなり、むし歯になっていきます。

虫歯菌などは、バリアのようなもので自分たちを守っているので、通常は抗菌薬もうがい薬も効かない、なので歯ブラシで磨き落とすしかないです。


Q.むし歯になると体にどんな影響が出るの?

軽度のむし歯では影響はとくにないです。痛みがあると日常生活に支障を来します。
重度むし歯で根の先に膿をためている、身体の別の部分に細菌が移動し炎症を起こすことがあります。
歯がないまま放置すると、噛み合わせが崩れて姿勢に影響する場合があります。


Q.一番歯が汚れやすいところはどこ?

奥歯の溝、歯茎のそば、歯と歯の間です。また、生えかけの歯、歯のほほ側、唇の側の方が内側より汚れやすいです。


Q.一番むし歯になりやすい歯はどこ?

歯による差はあまりありませんが、なりにくいのは下の前歯です。
表と裏では裏の方がなりにくです。
なりやすい場所はあります。上記、汚れやすいところです。


Q.親知らずを抜かないとどうなるのか?なぜ生えてくるの?

きれいに生えていれば抜かなくても良いです。変な生え方で止まってる場合、むし歯になり、歯茎が腫れやすく、手前の歯にむし歯が出来やすです。類人猿は本来32本あるものだから、生えてくる運命にあり、化石人類もきちんと生えています。

昨今の顎の発育が悪いという意味ではなくて、ヒトとしての進化の過程で退化しつつある身体の部分だからきちんと生えないようです。
 →親知らずQ&A

Q.口の中の病気って何があるの?

歯の病気
むし歯、摩耗症、咬耗(こうもう)症、エナメル質形成不全、酸蝕症、形態異常、過剰歯、位置異常、歯列不正、埋伏(まいふく)歯、先天的歯牙欠損症、虫歯・歯周病による歯の欠損など

歯ぐきの病気
歯肉炎、歯周炎(歯周病)、歯肉増殖症、急性壊死性潰瘍性歯肉炎
色素沈着症など

顎の骨の中の病気
嚢胞(のうほう)、歯由来の悪性腫瘍良性腫瘍(しゅよう)、歯肉ガン、舌ガンなど悪性腫瘍、口腔乾燥症、味覚異常

唇などの病気
粘液嚢胞、口内炎、小帯付着異常

唾液腺の病気
唾石、がま種

感染症
ヘルペス、帯状疱疹、カンジダなど


Q.いつ頃むし歯になりやすいのか?(何歳)

一生のうちでは、乳歯がある時期はむし歯になりやすいです。また、高齢になるとまたむし歯が出来やすくなり、幼児期ではやや母親の管理から外れる保育園、幼稚園のころが多くなります。


Q.どうして歯垢ができるのか?

食物を食べて、口の中に菌が居るからです。


Q.絶対に歯垢ができない方法は?

ありません。


Q.歯と体にはどんな関係がありますか?

歯は身体の一部です。歯周病など慢性炎症があると、身体の離れた部分に異常を来すことがあります(病巣感染)。

歯周病があると、妊婦では早産になりやすく、心内膜炎になることがある、腎臓を悪くすることがある、糖尿病を悪くすることがあります。また、歯の悪い人はメタボになる確率が高いです。

口の中がきれいだと外科手術後の予後がよく、口の中がきれいだと高齢者は肺炎で亡くなることが減ると言われています。また、口の周囲の筋肉が劣ると介護に移行しやすく、歯の噛み合わせが悪いと姿勢の歪みや肩こりなどを起こすことがあります。
 


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